※※※出演予定演奏会一覧※※※※
一般発売は7/11日です。チケットはお席の関係もございますので、当事務局ではなくホールへお問い合わせくださいませ。
リリア音楽ホールで聴くスペシャルな60分『月と星の歌』
田代万里生(テノール)、加耒 徹(バリトン)、坂下忠弘(バリトン)、御邊典一(ピアノ)
2020年9月6日(日)
第1回13:00開演 (開場12:30)
第2回15:30開演 (開場15:00) ※休憩なし
※各回288席。定数の半数以下
▼料金:5,500円(消費税込み)未就学児入場不可
※これまでのシリーズ未公開写真を含む公演パンフレット付
▼予定プログラム
月の砂漠、荒城の月、蘇州夜曲、月へ飛ぶ想い、星めぐりの歌
星から降る金(ミュージカル「モーツァルト」より)
Stars(ミュージカル「レ・ミゼラブル」より)
かぐや姫は月に帰る~愛しい人よ、冷たくしないで ほか
▼一般発売日:7月11日(日)
▼お申込み・お問合せ リリアチケットセンター 048-254-9900(10:00-19:00)
▼ご来場の皆様へ
新型コロナウイルス感染防止につきましては、万全の態勢でお迎えできるようできる限り努めてまいります。何かとご不便・ご不自由をおかけすることもございますが、何卒ご理解・ご協力賜りますようお願い申しあげます。詳しくは、ご来場前にhttps://lilia.or.jp/news/2020/reopen05をご参照下さい。
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皆様
こんばんわ。今日はオンラインのお知らせと、更に二つのコンサートのお知らせです!
Youtube upしました!中島みゆき「化粧」弾き語りです!よろしければ、お聞きください!
そして、東京都の企画「アートにエールを」の動画を採用していただきホームページに掲載していただいております。このグループは今回のこの騒動で発足したグループで、お会いした事は無いのですが、みんなとても気があってしまう不思議なメンバーでした。ぜひ実際に会って演奏しなければ!是非ご覧ください!
フランスオペラ、ホフマン物語よりバルカロールです。
https://cheerforart.jp/detail/545
そして、もう二つのコンサートが情報公開となりました!
一つ目!
能「隅田川」×ブリテン オペラ「カーリュー・リヴァー」連続上演 ”幻”
<日本語字幕付き>
画像
2020年 10月18日 (日) 14:00開演 (13:30開場)
よこすか芸術劇場
S席:10,000円A席:8,000円B席:6,000円C席:4,000円学割会員割※未就学児童は入場できません。
お求めはこちらから
※感染状況が改善された場合には、前後左右の空席を追加販売する可能があります。
※ご来場の際には、劇場の「新型コロナウィルス感染防止対策の取り組みと来場者の皆様へのお願い」【こちら】をご覧ください。
”幻”が結びつける 2つの物語
15世紀に作られた能「隅田川」に、イギリスの現代音楽の巨匠 ベンジャミン・ブリテンが、触発されて作曲したオペラ「カーリュー・リヴァー」。この和と洋の異なる作品を、同じ空間で連続上演します。
異文化の作品を通して語られるそれぞれの魂の物語。是非、ご自身の目で耳で体感してください。
出演
■能「隅田川」
狂女 観世喜正
梅若丸 観世和歌
渡し守 森 常好
旅人 舘田善博
笛 竹市 学
小鼓 飯田清一
大鼓 亀井広忠
後見 観世喜之 遠藤喜久
地謡 弘田裕一 駒瀬直也 中森貫太
中所宜夫 佐久間二郎 小島英明
桑田貴志 中森健之介
◆オペラ「カーリュー・リヴァー」
指揮 鈴木優人(オルガン)
狂女 鈴木 准
渡し守 与那城 敬
修道院長 加藤宏隆
旅人 坂下忠弘
霊の声 横須賀芸術劇場少年少女合唱団団員
巡礼者たち 金沢青児 小沼俊太郎 吉田宏
寺田穣二 寺西一真 山本将生
奥秋大樹 西久保孝弘
演奏 カーリュー・リヴァー・オーケストラ
フルート 上野星矢
ホルン 根本めぐみ
ヴィオラ 中村翔太郎
コントラバス 吉田 秀
ハープ 高野麗音
パーカッション 野本洋介
オルガン 鈴木優人
合唱指揮 谷本喜基
演出:観世喜正 ■、彌勒忠史
■能「隅田川」
能「隅田川」は、場面が移り変わるごとに変化していく母の心情を、能ならではの表現で描いています。
武蔵と下総の境を流れる隅田川。渡し場にやって来た母は、緩急のある囃子に合わせて物狂の心の高ぶりを示します。乗船を乞う際には、古の在原業平の「名にし負はば、いざ言問はん都鳥、わが思ふ人はありやなしや」の歌に子を思う気持ちを重ねて、物狂の芸を見せます。
隅田川の船上。船頭は、ある少年の話を語り始めました。「一年前の三月十五日、まさに今日、人商人の連れていた十二三才の少年が、病のため隅田川のほとりで亡くなった」と。第三者の視点による語リですが、船頭の少年への同情がにじみ出ています。また、能面のわずかな動きを通して、話をじっと聞く母の不安も感じられる場面です。
対岸で母は船頭を「少年の年齢は。名前は…」と問い詰めます。その少年こそ我が子梅若丸と確信した母の絶望……。梅若丸の塚の前で泣き伏した母が、大念仏に加わると、地謡の謡う、哀愁に満ちた大念仏の響きの中から、「南無阿弥陀仏」と梅若丸の声が聞こえ、梅若丸の亡霊が現れます。母は手を差し伸べますが、亡霊の姿は消えてしまいます。やがて夜が明けると、草の茂る塚に立ち尽くす母の姿がありました。観る者に深い余韻を与える作品です。作者は世阿弥の息子、観世元雅。
法政大学能楽研究所 兼任所員 中司由起子
◆B.ブリテン作曲 オペラ「カーリュー・リヴァー」
1956年2月、東京で能「隅田川」を見たブリテンは「シンプルにして感動的な物語…それはまったく新しい “オペラ的な” 体験だった」と語った。そしてオペラ(教会上演用寓話)「カーリュー・リヴァー」は生まれた。舞台は架空の川へと移され、中世イギリスの宗教劇へと変換された。修道士たちの単旋律聖歌、時を刻む打楽器と、雅楽の笙のように空間に広がるオルガンで、厳かに物語が始められる。
カーリューとはダイシャクシギのことで、海岸の泥地や内陸の湿地を好む鳥である。はじめ低く、続いて滑らかに音高を上げて鳴く声が「カーリュー」と聞こえることからその名がついたとされる。母が、奪われたわが子を捜し彷徨い、狂女となって嘆く旋律はまさしくこの鳴き声だ。巡礼の人々や旅人に寄り添う川のせせらぎ、渡し守の舟漕ぐ動き…音楽は情景を目の前に浮かび上がらせる。西洋と東洋が混じり合う不思議な響きの隅々に、能『隅田川』への作曲家の敬意が満ちている。狂女が旅の果てに辿り着いた場所で人びとと祈りが一つになった時、そこにいる皆が奇蹟を「体験」する。
オペラ歌手 鈴木准
2つ目は、11月8日、先日のランチタイムコンサートの会場のはずでありました広尾シェモルチェさんで去年よりかねて企画していたコンサート、の打ち合わせが終了いたしました。久々に皆様とお会いしてお話しするのがとても楽しかったです。
能楽師松木千俊(観世流能楽師 重要無形文化財総合指定保持者)
バリトン坂下忠弘
エレクトーン、ピアノ奏者本間樺代子
今までにない演舞ります。これは本当にスペシャルなコンサートに!チケット販売時期や、価格、定員数、時間は未定です。レストランより連絡が入り次第ご連絡いたします。
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今年はさまざまなコンサートで皆様にお会いできる予定でしたが、秋からはまた再稼動!?なるか?皆様の安全第一でゆっくりと進めていくものと思われます。また、順序が逆になってしまい大変申し訳ございませんが、ランチタイムコンサートの延期日程も決定の上、こちらのブログでお知らせいたします。皆様からのあたたかいメッセージをいただき音楽をやっていて良かったと心から思います。いつも支えてくださりありがとうございます(^^)
坂下忠弘